小さな日だまり

日々の楽しい事や嬉しい事を書き綴ります。

2024年、11月2日の日記 風邪でダウンしています

今日はボランティアに行く予定だったのですが、風邪を引いてしまいダウンしています。最近、色々な事があった為に疲れが溜まってはいたのでしょう。

 

今日は、部屋を掃除してこたつを出しました。こたつで暖まりながら暖かい飲み物を飲んだり、みかんを食べたりしています。

 

特に書く事は無いのですが、最近、人と話をした内容を書きたいと思います。

政治や宗教の話が出てくるので、興味のない方はここで読むのをやめて下さい。

 

アメリカ大統領選が佳境を迎えていますが、今回はトランプが勝ちそうですね。

日本では石破さんを嫌う保守票が自民党から離れた為に、相対的に野党が躍進しましたので、今後のアメリカとの関係がどうなるかは非常に気になる所です。個人的には石破さんとトランプさんの相性は悪そうだと思いますね。

以前、ブログに書いた内容ですが、アメリカではリベラル離れという現象が起こっています。主にLGBTなどのマイノリティの問題を政治的争点にする事や、移民に関しての忌避感があるように思います。

アメリカではキリスト教の影響が強く、福音派を中心にLGBTは間違っているという考えが根強くあります。深掘りはしませんが、そういう背景があると知っておいて下さい。

又、移民を入れるにしても、その移民が宗教などを背景にしてルールに従わないという危惧があるようですね。日本でもイスラム教徒への配慮の問題が最近は良く取り沙汰されるようになりました。

gomiblog.hateblo.jp

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以前も触れましたが、リベラルの人達は、ブルーカラーへの理解度が低く、又、反知性主義と言って、自分達の対立者を愚かだと言っている点で支持者を減らしています。

トランプはマクドナルドで働いたり、ゴミ収集車に乗ってブルーカラーの味方であるとアピールする一方で、バイデンは別の文脈での売り言葉に買い言葉とは言え、トランプ支持者はゴミであると言って火消しに迫られていますね。

日本でも、あまり知的に優れていない人達が偽科学を主張する詐欺師や政治家に騙されている構造があります。参政党を始めとする反ワクチンデマや、福島への放射線関連の風評被害に関する主張などですね。アメリカではそこにキリスト教福音派が絡んできます。キリスト教は基本的に弱者を包摂するので、知的に劣っている人でも認められる一方、様々な点で科学に基づかないデタラメな事を言っている人達の受け皿になってしまっています。

知的障害にはならない程度の、知的に劣っている人達の事を境界知能と言って揶揄する風潮が昨今ありますが、それはこの本が発端でしょう。

確かに、知性は努力だけではなく、生まれつきの遺伝によっても大きく影響を受けます。この意味で、相手の知性を問題にしたり、学歴を理由に相手を馬鹿にする事は差別であるのではないかと書きました。

と言っても、愚かな人達が唱える偽科学や宗教的迷妄に従う事はできないので、この問題は深刻です。

トランプはそういう勉強ができないが故に、肉体労働に甘んじている層を上手く取り込んでいます。

逆にリベラルは勉強ができない人を馬鹿にしているので反感を買っています。これは日本も似た現象が起きています。

もちろん、ブルーカラーと言われる層にも勉強ができる人はいますので、単純ではないのですが、アメリカの場合は特に、プログラミングを生業にして莫大な利益を上げている人達と、肉体労働に従事して足りない分をフードスタンプ生活保護に似た制度で、食事の配給がある)で補っているような人達では大きな差があるので、こういう言い方をしています。

又、個人的見解ですが、リベラル層、アカデミアの人達は、宗教を甘く見ています。宗教は着替えられるファッションのようなものではなく、アイデンティティーであり、その人にとっては根源的なルールです。ですから、多様な人を受け入れるという名目で、強い主張をする宗教の信徒を入れれば、ルールに従わない人が出てきて、ルールが多元化し、混乱が引き起こされる事になります。

リベラルな人達は、リベラル的…自由主義的、啓蒙主義的、グローバリズム的な普遍のルールに従って、宗教は相互に妥協して多様性を確保し、差別しないみたいな世界を構想しているのかも知れませんが、それは幻想です。

お花畑思考と言っても良いでしょう。宗教の為に殉教したり、棄教者や違反者を処刑したりする事もあります。宗教は軽いものではないし、妥協していけるものでもないので、対立が深まります。ここを理解していないので、移民問題でリベラルは票を得られません。世界中で、極右政党が台頭していると言いますが、それはそうで、無制限に移民を入れれば、その国の根幹が揺るがされかねません。外国人参政権でも認めようものなら、人口の多い国が人口の少ない国を合法的に乗っ取る事ができるようになってしまいます。

 

という訳で、トランプの再選は確実でしょう。しかし、トランプは正義のヒーローではないと私は考えています。彼はロシアではプーチンびいきですので、ウクライナは負けて割譲される可能性が高いと思います。これは予想ですし、そうなって欲しくないですが、可能性が高いです。又、イスラエルびいきですので、パレスチナを中心に、様々なイスラム教国との関係は悪化すると思われます。イランの核施設への攻撃を容認するという主張もしていました。この事から、トランプが新たな火種をくべる事で、第三次世界大戦のような様相を呈する可能性もあると思っています。

トランプの支持者はかつてキリスト教福音派でした。女性問題などで支持をやめた人もいましたが、今でも根強い支持者がいます。彼らは陰謀論を信じています。選挙で負けた際も、不正選挙を主張し、議会を襲撃しました。

日本に対しても、かつては安倍さんがうまい事を言っていたのかまあまあの関係を保ててましたが、米軍の駐留費用を払えだの言ってくる可能性はありますし、日本車に関税をかけたりもしそうです。又、万が一台湾有事が起こっても、トランプはいちいち日本を助けない可能性はありますね。

 

私は民主党支持者でも共和党支持者でもないのですが、こういう形で世界が混迷の時代に突入するのは間違いないと思っています。日本では国民民主党が躍進し、若者の政治参加が強まっています。逆に、かつての左派は国民民主党を叩いており、シルバーデモクラシーを感じています。大昔、ボブ・ディラン公民権運動に際して「時代は変わる」と歌いましたが、良くも悪くも、又、時代が変わろうとしているのを感じます。

 

できるだけ、平和で、全ての人々が幸せになれる世界を望みます。

宗教も本来はそういうものを望んでいたのではないかと思います。